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人工関節の寿命ってどのくらい?
- WATARI

- 2021年6月23日
- 読了時間: 1分
更新日:2021年6月29日

人工関節は人工物であるため、人間の本来の関節と同程度の耐久性や強度はないとされています。また素材の耐久性や関節の使用頻度などにも、寿命は左右されると考えられます。
しかし医師の指示の下、注意しながら日常生活を送ることなどにより、人工関節の寿命をできるだけ長期間にわたって保持することが可能になってきているとされています。
日常生活の主な注意点として、以下のようなものが考えられます。
健康維持を心がけ、適正な体重を維持する
重いものを押す、持ち上げることはしない
杖や手すりなどを使用し、転倒を未然に防ぐ
スポーツなどを始める前に、医師へ相談する
手術部位に負荷を加える、突然動かすなどの行為を控える
人工関節の寿命は、一般的に15~20年程度といわれています。
ただし患者さんの身体的な条件や体重、手術の際に人工関節が設置された位置など、さまざまな要件に影響を受けていると考えられます。
また現在では、人工関節の摩耗などの研究が進み、人工関節の寿命が少しずつ改善しているとされ、痛みや腫れを軽減するだけでなく、従来よりも生活の質がさらに改善されることが期待されています。
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